微妙なお年頃の日々

四十路の微妙な日々をつづるどうでもいい話

ハーレクインを読む歳になった

若い頃はよくわからない世界だったが、数年前よく読んでいた。

ハーレクインコミックを。

きっかけはネット広告だったかな?

ハーレクインコミックとは、外国の大人の男女のラブストーリーで、少女マンガよりは過激・レディコミ一歩手前のラブシーンがある。

ラブストーリーは好きだし、まあロマンチック・ドラマチックなので、沼にすんなり入ることができた。

あと、昔読んでいた作家さんがいたりして、懐かしさもある。

海外の原作だが、相手の男性がイケメンだったり、社長だったり、王族だったりの玉の輿や、一度の過ちで子供ができて一人で産んだり、庶民のはずのヒロインが実は貴族の娘(ご都合主義)だったり、少女マンガ的要素てんこ盛りで、海外の人も同じなんだなと思う。

少女マンガぽいと書いたが、ヒロインも釣り合うハイスペックな人なので、そこはちょっと違うかな??

あと、このジャンルは作家の力量が出るなと思う。

原作や絵がトンデモだったり、好みもあることもあるが、物語の描き方に違いがよくわかる。

私としては荻丸雅子先生と、さちみりほ先生の作品は失敗が少ないと思う(信頼)。

若い人には古い絵かもしれないが、うまく描かれていると思う(私は好き)。

今離れ気味なのは、俺様ヒーローに疲れたことと、我に返ってしまうせいかもしれない。

「強引な彼がステキ」だとしても、タイプの人でも、ツンツンが度が過ぎるというか。

読者はヒーローの心とかが読めるが、ヒロインは知らないわけで、どこを好きになったのかわからないのだ。

あと、王道なのだが、勝手に子供を産んで後で現れるのも怖いし、本当に好きだったら十年もほったらかしにするか?的な。

昔はなんか少女マンガ的でなんかイイだったのに変に現実的に考えてしまう。

魅力的なヒロイン・ヒーローがそんなに長くフリーでいるのか?とか、よくよく考えるとクズでは?とか。

ファンタジーなのでそんなことを言うのは野暮なのだけれど。

つらつら書いたが、読みまくってお腹いっぱいになっただけである。

異世界…ブームが終わったらまた戻ってくるかもしれない。