微妙なお年頃の日々

四十路の微妙な日々をつづるどうでもいい話

聴けなくなってしまった

ここ数年のこと。

聴けなくなったものが二つある。

ひとつはユーミンの「恋人はサンタクロース」。

もうひとつは綾小路きみまろ

ユーミンも好きだし、きみまろも嫌いでない。

でも、ある日突然聴けなくなってしまったのだ。

理由は歳をとって感じ方が変わったからだが、それぞれちょっと違う。

まず、「恋人は…」は昔から好きで、CDも持っていてたまに聴いていた。

しかし、ある日聴いたら突然「あ、あれ」となってしまった。

「私にはサンタクロース来ないな…!?」と気づいてしまった…。

サンタクロースは消えてしまったのだ。

それからは「私にはもう来ないな」と思ってしまって聴けなくなってしまった(涙)。

そしてきみまろ。

友人が車でかけてるのをなんとなく聴いていたら、ことごとく私に言われているような、身につまされ感がすごくて笑えないのだ。

まさに微妙な年頃の私はまだ老いを「あっはっは」と笑える余裕がない。

全てを吹っ切る(時を過ぎる)ことができたら、また聴けるようになるかもしれない。