微妙なお年頃の日々

四十路の微妙な日々をつづるどうでもいい話

アラフィフへの葛藤とマッチングアプリ

今年、とうとうアラフィフへ突入する。

「そんなものに縛られるなんて馬鹿らしくない?」と言えたらどんなに素晴らしいだろうけれど、私の心の中は大嵐でしかない(表面は無表情の痩せ我慢)。

「いつの間にこんな歳になってたの!?」という葛藤は、アラサー突入に始まり、30歳、アラフォー突入、40歳と続いている。

普通に(?)結婚、出産とかしてれば、もうちょっと気持ちも晴れてるかもしれないとか考えてしまう。

「このまま産まずに死んでいくんだな…」とか男だったら良かったなとか(もう既に遅いか)。

このまま一人でいいのかなと、線香花火の落ちる一歩手前気分(そんなに美しくない?)になって、ファッション雑誌のコーディネートストーリーで頻繁に出てくるマッチングアプリが気になってしまった。

そうしたら、色々ネットで調べちゃうよね。

まとめ記事とか、アプリのレビューとか読みまくってしまったよね(おもしろい)。

うまくいくのは30パーセントとか、結局離婚したとか、「ランキング上位の人が選ばれて、下位の人は選ばれず一人で生きていく」とか、「おばさんが贅沢言ってる」とか突き刺さったね(ワシやないかい!)。

それでもこのアラフィフへの葛藤の嵐(不安定)が変な勢いをつけて、「どんなもんじゃーい」とアプリをダウンロードしてしまった。

しかも2つ(長くなるよ)。

吟味を重ねて、まずは登録数の多いアプリAへ。

結構同年代いるんだなと見ていたら、(自分を棚に上げて)結構おじさんだなという…。

「あれ? 私意外とおばさんだったんだ」と我に返ってしまった…、若いつもりでいたけど…、知らんぷりしてたのに…。

で、現実を突きつけられて早々に退会。

それでも葛藤の嵐(悶々)は止まず、性懲りも無く2番目の登録数のアプリBへ。

こちらも同じように同年代がいる。

アプリAよりはもう少しキラキラしてる人が多い気がする(何目線?)。

プロフィールを読んでみると、大体サッカー、スノボ、キャンプ、ゴルフ(ここが年代感?)を趣味にしてる人が多い。

あとジムに行ったり、写真にこだわったり自分磨きしてる人が多くて自分の自堕落さが身につまされる…。

私は明らかに「このおばさんないわー」の方だなとか、「この人は30代とかにいくんだろうな」とか。

あと、自己紹介の編集画面で「人気の人のプロフィールを真似よう」と、人気の女性が見られるのだけど、みんな可愛いし、美人だし、キラキラだしで、見てると楽しい(もっと見たい)。

これは…同窓生が今どうしてるのかを見てるような感じだ(覗き見)。

また、この年代になると、離婚や死別、子供ありとか歴史がある人もいて、自分は何してたんだろうとか考えてしまったり…。

おかげで「あ、この人は離婚歴あるな」とか当てられるくらいには見てしまった。

本登録までする勇気もないし、自分の地雷具合が身につまされるが、見る分にはおもしろい(覗き見)。

いや、本当はもしかしたらいい人がいるかもしれないと思ってなくはない。

薄らぼんやりといい人がいたら結婚したいとは思ってはいる(だからこのザマ)。

なんというか、まだ出会いがあるかもしれないという幻が見れるというか…、遠い幻のエルドラド的な。

来世への私へ「結婚したいならお早めに!」

後悔先に立たずだけれど、もうちょっと若い時にすれば良かったなと思う。

出産もあるし、まだおじさんおばさんでない状態は大事だったなとか。

来世なら医療が発達したりして若くなくてもいけるかもしれないが。

ウォッチ的使い方になってるけれども、ダイエットしようかなとか、私も努力しなきゃ的な効能はあるかも。

結局なすすべもなくアラフィフへ突入するだろけども…、あまりはっちゃけないように行きたい(すでにはっちゃけてる)。

不老不死だったらこの葛藤はなかったのかな?