微妙なお年頃の日々

四十路の微妙な日々をつづるどうでもいい話

なんか試されている

私には好きなミュージシャンがいる。

若い頃は音楽雑誌を買ったりして、インタビューとか読んだり、写真を切り抜いたりしていた。

しかし、歳をとってからはお察しの通り、聴くだけにシフトしている(ごくごくたまにライブに行くこともある)。

考え方とか知っていた方が深く楽しめるのだろうが、私にとっては逆にそれが気になってしまって楽しめないのである。

配信で1曲のみ購入することもあるし(アルバムとか合わないと辛いので便利)、すごく気に入れば全CD(歌詞や写真も楽しめる)を買い集めることもある。

今回はどの曲もいいなと全CDを買い集める方の話。

全CDを買い集めるほどなので、新譜が出たらもちろん買っている。

そこでたまに試練が訪れる。

限定盤を買うかである。

通常盤とどちらを買うかは一応基準がある。

(私の限定盤を買う基準)

応援したい

ミュージックビデオ付き

通常盤と比べてそれほど高くない

限定盤のみの曲が入っている

…である。

ライブ音源はそれほど興味がないし、ビジュアルが好きでないとブックレットもグッズもいらないし、収納に困るので規格外のサイズもいらない。

「本当にファンなの?」と言われるだろうけれど、私はライトなファンなのだ。

(かつてはもっと甲斐性があったが、何でも欲しい熱は冷めた)

じゃあどうして試練なのかというと、たまに限定盤しか出さない時があるのだ、しかもライブ映像ソフトかと思うくらいの価格で。

こういう時はファンへの踏み絵のごとく、すごく試されている気がする…!

…結局買ってしまうけれどね…(ぐぬぬ)。

あともうひとつの試練は、ミュージシャンの家族が加わる時である。

ずっと好きでいると、結婚して家族ができる(私は変わらないぜ)。

そこは別に音楽が好きなのでいいのだが、家族が作品にちょいちょい現れることがある。

曲の中に子供の声とか、ジャケットに出てきたり、家族の話が中心になるとか。

そのミュージシャングループに家族が加入したというくらい現れる時もある。

そのミュージシャンは好きだが、家族まで好きになれるのか?…試される。

1、2回くらいならほほえましいが、いつもになるとなんか違うのである。

音楽のみ聴けばいい話なのだが、難しい問題である(非ハートフル人間)。

私の心が狭いのか。

あーでも、イレギュラーは楽しいが、ずっとはちょっと…てことないですか?(自己弁護)

ライブにゲストが来て、ずっといて、曲の半分歌ってるみたいな…、ゲストの歌を聴きに来たわけじゃないんだよなあというか。

まあ方向性の違いというか、そこで離れるかは趣味の話なので、好きにすればいい話だ。

…でも、好きだから、あまり試さないでほしい…。