微妙なお年頃の日々

四十路の微妙な日々をつづるどうでもいい話

銀歯がキラリ

笑った彼の口元で銀歯がキラリなんて、さだまさしの歌の歌詞にあった(うろ覚え)。

テレビで千鳥が「銀歯時代」とか言っていたが…、そう、私も銀歯時代の人間である。

というか、最近も銀歯を入れた。

保険内治療だったら、銀歯になるのである(前歯は面が白いのになるらしいが)。

私の口の中は銀歯がキラキラ輝いている。

子供の頃、歯医者が大嫌いで、やっと真面目に行ったのが中学生だったので、その頃から銀歯が増え、治療後検診に行かず、銀歯が取れてからやっと行き、さらに虫歯が見つかって銀歯が増えるという悪循環を繰り返した。

激しく後悔している…、やり直したい過去のひとつである。

歯医者に騒がず通う子供を羨む目で見ている。

健康な歯を生やす技術が生まれることを祈って、IPS細胞研究所にポイントを寄付している(毛が生える技術も生まれることも祈っている)。

インプラントみたいに外科的じゃなくて、もっと優しい方法でどうにかなって欲しい(注射までは許す)。

微妙なお年頃の今は「次は入れ歯だからね」という先生の言葉に怯えながら、歯磨きと検診を真面目にしている。

歯ブラシのブラシが広がったら交換しましょうっていうじゃないですか?

真面目にしていると言ってるくせに、今頃それが本当だとやっと気づいた。

そんなに力入れてないから、そんなに開かないしと思っていたが、広がっていたのだ。

この歳になると、検診のたびに歯槽膿漏の具合を教えてくれるのだが、悪くなった時に、「歯ブラシ広がってないですか?」と言われてみたら、広がっていた。

ちょっと広がっていても駄目なのだ。

歯槽膿漏といえば、シュミテクトのテレビCM。

出てくる人にショックを受ける、「え、まだ若いのに?」と。

もちろん、若い人でも歯がしみるかもしれないが、この人もそういう歳になったんだ(自分も歳をとっている…!)となるのだ…。

(唐突に)私の銀歯を奪った食べ物を発表する。

りんご飴、ブリトー、ご飯。

りんご飴飴はまあわかるだろうが、ブリトーとご飯ももちもちしているので注意が必要なのだ。

以降、よく唾液を出して食べるようにしている(ぐぬぬ…)。

歳をとると歯茎が痩せて取れやすくなるらしい。

経年劣化もあるだろう。

私の前歯の銀歯(面は白い)は中学生の頃からという年代物である。

ヒビや歯茎下がりや黄ばみなど美的感覚でいえば交換した方がいいのだが(歯医者にもすすめられたりもした)、自然に取れるまでつけておくつもりである。

別に治療しないと虫歯になるとかでないなら、前歯に麻酔するのは痛いしできるだけやりたくくないのだ。

どうせそんなに口を開かないし、邪魔でない親知らずならとっておきたい、抜くのも怖いし、将来歯を生やすためと涙ぐましいあがきである。

女子力より歯医者嫌いが勝っているのだ(ダメだこりゃ)。

早く新しい歯を生やす・歯を再生する技術ができないかな…、待ってるよ!