微妙なお年頃の日々

四十路の微妙な日々をつづるどうでもいい話

イケてない生活

大学生の頃から今までずっと自炊している。

ずっとというと毎日しているみたいだが、結構サボって出来合いのものも挟みまくっている。

コロナ生活になって、自炊を始めて、料理のレパートリーが増えたみたいな人、たくさんいるじゃないですか?

私は逆に、できるだけ手間をかけず、簡単を模索した!

丁寧な暮らしには憧れたりはする。

しかし、面倒臭さには勝てない、私は(言い切るな)。
作ったり、片付けたり、手間の時間はかかるが、食べる時間はあっという間なのは虚しい。

もどきな物をちゃちゃっと作って、ちゃちゃっと食べて、ちゃちゃっと片付ける。

それでも食べるのは遅い方だが、昔はもっとゆっくり食べていた。

いや、片付けの心配がない外食はゆっくりしている。

それでも人と行った時は気をつかって迷惑にならない程度に早く食べてはいる(本当はゆっくり食べたい)。

コロナ生活の中、美容院に行った時、美容師さんと世間話をした。

美容師さんは噂で聞いていたあのオンライン飲み会をしたという。

本当にしてる人がいるんだと感心していると、自分で作ったおつまみにオイルサーディンとキャベツのなんたらを作って、家にオイルサーディンあるなんて女子力高いなと言われたらしい。

私は「へえ、そうなんですか」と聞いていた。

内心、オンライン飲み会もそうだし、洒落たおつまみにも衝撃を受けている。

住む世界違いすぎ…!

そうさ、オイラはオンライン飲み会なんてしたことも、やる人も、やる気もないぜ?

そんな洒落たおつまみも作らないぜ?

いや、私だって作りはしないが、スーパーのお洒落なスパイスとローリエとベーコンがのった焼いた玉ねぎのおつまみ好きだし(最近無くなっちゃってさみしい)。

その話の前に「いかに手間をかけずに作るか考えてる」って言っちゃった自分が恥ずかしい。

敗北である。

でも面倒だからやらないけれども。