微妙なお年頃の日々

四十路の微妙な日々をつづるどうでもいい話

気取らせてほしい

後輩の子とたまにご飯に行く。

私はうどん屋さんとか、食堂とか、懐かしい感じの喫茶店とかが好きなのだが、誘ってくれるのでおしゃれな店が好きな彼女に合わせている(私も行くよと見栄を張ってもいる)。

なかなか一人だと敷居が高いし、たまにはオシャレ空間にも浸りたいので、チャンスだとあちこち探して出掛けている。

普段滅多に行かないオシャレ空間に、普通に混じりたいと思っているのだけれど、生息地が違うので、うまくいかないことがある。

…それは、オシャレな店って食べにくい物が多いのだ!

まずサラダ!

大きめにちぎった葉っぱは見た目はすごくオシャレだが、フォークだけできれいに食べられない。

気取りたいのに口の周りにドレッシングがついてしまうし、ポロっとこぼしてしまうのだ。

毎回「おばあちゃんみたい、エヘヘ」とつぶやいてごまかしている…。

家のサラダは反面教師にして親の仇のように一口大よりちょっと小さめにしているので、全然上達しないのである。

だから、箸かナイフがあると食べやすいいいお店だと思っている。

あとハンバーガー!

大き過ぎである(しかもお高いし)。

こちとら気取って食べたいのに口の周りに着くし、こぼすし…。

デートでは行かないわと思う(デート自体ないけれども)、いや、後輩でもいい所見せたいのよ(先輩風吹かしたい)。

こちらもナイフとフォークがあるといいお店だと思っている。

食べ物じゃないけれど、最近アイスティーにシロップをつけてくれない店がある…。

できれば入れたい派なのだが、オシャレ過ぎるお店だと「ノンシュガー(ヘルシー)でしょ?/か本来の味をお楽しみください」といわれている気がして、くださいと言いにくい。

そんな時は気取ってノンシュガーで飲んでやるぜぇ?(消極的なスギちゃん)

もちろん、忘れられているだけなのが大半だろうけれども…。

オシャレ空間に合わせて優雅にいきたいのだが、なかなかそうはできないのだ…。