微妙なお年頃の日々

四十路の微妙な日々をつづるどうでもいい話

限界突破できなかったわ

とうとうひとつ歳をとった。

(いつかに、特定しないでね)

今回は結構大きい壁だった。

四捨五入したら大きい方に入る壁…。

(歳を言ったも同じだけれども、あえて言わないのが微妙なお年頃…、心の奥にしまっておくか、すぐ忘れて欲しい)

「年齢は記号よ、気にしてないわ」なんて言えるかっ。

考えないようにしても考えちゃうわっ。

もうあわあわして超えてしまった、超えざるを得なかった…。

時よ止まれ…!と願ったのに。

でもケーキは食べる!(ロウソクは毎回大きいの2本と決めてるよ、気持ちは永遠の二十歳だよ)

四十を超える頃から、歳を越える度に線香花火の玉が落ちる前の如く(または殺虫剤をかけられたカナブンの如く)慌てている。

本当に微妙なお年頃なのである。

今回も歳を越えるちょっと前から、何かにすがろうと始めたマッチングアプリで、いいねしてみようかと悩んでいた。

表示される年齢が上がる前に、1歳でも若いうちにという女心(下心)で。

罠かとは思いつつ、なんかいいかなみたいな人(箸休めさん)に、やってみっか!?みたいなやけっぱちで。

注) 「箸休めさん」とは、私がマッチングアプリでなんかいいなと思っているが、マッチングできる可能性がゼロに近く、マスコット的な存在の人たちを勝手にそう呼んでいる

ぐぬぬとなった時に現実逃避を兼ねて定点観測している(キモイ)

…でもやっぱり悩む。

彼らは年下だから…(さすがに1、2歳違いだけれども)。

で、検索する、女性がいいねしたらと。

女性は滅多にいいねしない

たまに年上女性がするが、反応が薄いことが多い

…年上そんなに嫌かい?

前に「女性からのいいねもやぶさかでない」とネット記事を読んだ気がするが…、若い人か年下の話ですか、そうですか。

いや、確かに私も上は1、2歳までだったりする…、確かにわかる…。

そこで迷いが生じる。

同い年であってもマッチングしそうにないのに、さらに年上だったら余計厳しい状況である。

ダメで元々と、「ぶつかって良かった」と砕け散ったとして、ファンタジー(全然見つからなくてこっち来ないかなと妄想)を捨てられるのか?

「あーマッチングしなかったな」と思い出すのに耐えられるのか?

ブロック(非表示)にすればいいということではない、脳に刻まれるのだ…。

私は空想の中に生きる(逃げる)者…!

自分のリアルなマッチングアプリ(自分に似た人や年上か離婚した人しかいいねがない)での箸休めを捨てられるのか?

無理…!

アタイは意気地なし…、だからこのザマ…!

もうでかい壁も超えたし、ゆっくり釣り糸を垂らそうじゃないか。

仙人になれるかな…。