微妙なお年頃の日々

四十路の微妙な日々をつづるどうでもいい話

数珠の誘惑

どうしておじさんは数珠(ブレスレット)をするのだろうか?

ストレスの多い生活で、何かにすがりたいから?

お金を持った余裕のおしゃれ?

ネックレスとか、指輪とか、ピアスよりは取り入れやすいし、日常も着けられるから?

私も度を超えない程度に(本人はそのつもり)スピリチュアル寄りなので、ちょっと欲しくなったりもする。

どこどこで採れた何万年前の貴重な鉱物とか、マンモスの化石から作ったとか、ヒーラーとか伝統工芸の数珠職人が石を選んで作ってくれるとか、ロマンを感じる(あれ、超えてる?)。

でも、高いし、だったら同じ値段出すならおしゃれなアクセサリー(なんなら他の物)の方が欲しいし、私がすると本格感が出てしまうので、そこまで数珠への興味はない。

している人を見ると、「そっちの方に行ったかあ」と内心へええとしている。

人それぞれいいと思う物があるし自由である。

私ももっと歳をとったらするかもしれないし…(安かったら買ってしまうかも)。

しかし、身近にちょっと思うことがある人がいる。

数珠っておしゃれもあるけれど、開運とか守護とかの意味合いもあるだろう。

お笑い芸人が賞を取ったりするために、運気を上げようと徳を積もうと、ゴミ拾いとかしたと聞いたことがある。

ちょっと「ええ?」ではあるけれども…。

その人にはぜひ、数珠より、その徳を積む方に行って欲しい。

やらない善よりやる偽善、一日一善、せめて一週間一善。

数珠より行動をした方が、もっといいことがあると思う。

その人も周り(私も含む)も幸せになれる。

しかし、大きなお世話だし、そう言うほど親しくもないので言わないけれど、遠くからそっち方向にいって欲しいと願っている…。

本当は嫌な気持ちになろうとも言える人になるのが良いかもしれないけれど、私はそこまでの次元にいない…。

せめて自分が、大きなお世話をしたいと思われる人にならねばな…と思っている。