久しぶりに出かけた都会は一日中雨に濡れていた。
僕は屋根のある電車やバス、駅をさ迷い、カサは少ししかささなかったんだ。
さあ帰るぞと最後のトイレに行って、手を洗ってふと鏡を見ると、僕の髪はクルリとはねまくっている。
そこでやっと僕は、今日も雨に負けてしまったと気付いたんだ。
君はバカだねって笑うかい?
…そうです、私はまた湿気に髪がクルンクルンになったとです。
(坂道系の歌風にしてみたけれど、内容はいつもの話/どうして年取るとこんなことしてしまうのだろう…)
都会では見栄を張って、おしゃれな私(自分比)でいたいのに、こういう時に限って…。
一応、雨の日に強いというトリートメントをし、ショップチャンネルで買った、雨が降っても手ぐしでささっとすれば直るというスプレーをかけ、この前買った湿気に強いというハードムースで整え、夢と希望を抱いて行ったのに、やっぱり無惨に負けたよね…。
スプレーの方はふわっとするからまあねとわかっていたけれど、ムース、君には期待してたのに…!
また裏切られてしまったわ…。
ま、まあ、この日はずっと雨で、もやまでかかっていたから、耐え切れなかったのかもしれない…(だまされてないよ、ね…?)。
まとめ髪にしてはねさせないとかいうけれど、そういう器用さは私にはない(開き直るな)。
じゃあもう、ウイッグをかぶるのが一番かな…(諦めた)。
はねるだけ、それがおしゃれ無造作パーマ風ならいいのだ。
でもそうじゃないのだ…。
太いおじさん顔が相まって、試合中のレスラー(大仁田厚)までぶっちぎっているのである…。
一応レディーなのに…っ。
また性を勝手に超越しちまったぜ…(超えないで!)。
まだキムタクだったらいいけれど(目指しているのがたむけんや大仁田厚でないだけで、彼らが悪いのではない)。
鏡に映るおじさんを見る度、ぐぬぬとなってしまうのだ…。
じゃあ、早くシャワーしてリセットしなさいよである。
しかし、(疲れて面倒なので)次の日シャワーしたら、したら…、言うほど戻ってないという…。
まだ残る湿気と、暑くて汗をかいてしまったせいか、ちょっとおじさん味が残っているとです…。
(シャワーした後汗かくの、悔しいよね)
乾燥する季節まで、もう直らないん…?
太いおじさん顔を治せば(やせれば)、ましになりそうだけれど(髪よりは治しやすそう)、できてたらこうなってないんよね…(しなさいよっ)。
ーーー
髪をロングにして段を入れなければ、大仁田厚感は回避できるかも…?
でも段が結構入ってるから、伸ばすの時間かかるわ…(ぐぬぬ)。
来年にかけるしかないのか…?
試行錯誤を続けるので、うまくいったら書くぜ。
ーーー
後日、まだ開けたばかりのハードムースに挑戦してみた。
もったいないし、だまされたとおもいたくないし、使い方が悪かったのかもと。
今回は前回より3倍の量で(使い切ってやるという気持ちも含む)。
髪をコーティングして湿気を吸わせないようにする的なことを読んだので、しっかりはねそうなところを中心につけた。
ハードムースつけた感な仕上がり(ブラシを掛ければふわっとなるだろうけれど面倒でしなかった)に。
その日は前回の2分の1ほどの湿り(たまに小雨)だったけれど、割とくりんくりんにはならなかったかも?
許容できるくりん…?くらいだった。
ガッツリ雨とか、汗かいてジメジメな状況までではないので、またその時にやってみる。