微妙なお年頃の日々

四十路の微妙な日々をつづるどうでもいい話

おじさんが見え隠れする

シャワーして、濡れた髪をタオルで拭いて、ふと鏡を見ると、おじさんがいた…。

頭の上が…。

濡れてスカっている具合が…。

なんか四角いシルエットが…。

あれ、産毛薄くなってない…?

…おもむろに養毛剤をシューッシューッとして、マッサージして、ドライヤーで乾かして、フワッとさせた。

おじさんはどこかに行った(はず)。

帽子を被ったら脱げなくなってどれくらい経ったかしら…。

また別の日。

会社の人と車に乗って移動していた時。

後部座席にいた私は、ふと見たバックミラーに映る運転する会社の人のおでこにえっとなった。

その人が若い頃から知っているけれど、そのおでこは父のおでこに似ていたのだ…。

うわ、この人も歳とったんだな…と、いつのまにか過ぎている時の流れが何気にショックだった…。

注) 父のおでことは、シワというより、おでこがモリッとしているというか、ハリがないというか、たるんでいるというか…

(抜作先生(古)がイメージに浮かんだので、「いやいや、若いでしょ」と検索したら、自称200億歳だったよ/無駄知識のおすそ分け)

それからしばらくして、お風呂上がりで見た鏡に映った私のおでこもにも父の面影があった…。

私もか…!

どんどん父や祖母やおばに似ていく…。

こういうところは似たくないよっ!