秋の日のヴィオロンのためいきの身にしみてひたぶるにうら悲し
(ポール・ヴェルレーヌ「秋の歌」/訳上田敏)
無性に読みたくなったので書いたよ(記憶のボトルレターを拾ったぜ)。
意識高い系だった若い時は詩を読んだりしていたのだけれど、それから月日が経ちまくり、曲がりに曲がった私は、秋の夜長にくだらないどうでもいいことを考えてしまっている…。
(本当にどうでもいい話)
マッチングアプリ(以降アプリ)で足跡(プロフィールを見た跡)もいいねも終わることのない50代と離婚した人祭りを開催している今日この頃…。
不思議なことに、「もうずっとこれかな…」と思っているとまたそうでない人を混ぜてくる(アメとムチ)。
この前もその現象が起きたのだけれど、珍事だった。
いいねをくれた人がいつもと違う歳の近いキラキラな人と若いさわやかそうな人から2つ来たのである…(まじか)。
雑誌に出てくるアプリってこんな感じ?である…(本当にあるのか)。
無の日々のおかげ(落差)で、ハードルが下がりつつもあって、浮かれてつい「いいねしちゃってもいいかな…?」と正気を失いかけた…。
いやいや、待て待て、一人は歳がちょっと下に離れ過ぎている…(逆50代や)。
もう一人は、よく見ると以前いいねをくれたキラキラな人だった(後で消えたあの人…)。
過去記事に登場のキラキラな人である(今日のマッチングアプリ)。
注) 一回やめて戻ってくると、同じ人にいいねは一度のみルールはリセットされるようである(以前それに気づかなくて、同じ人からいいねをまたもらってええ!?となった…/しばらく前だから忘れたのか?)。
前も迷ったけれども、やはり住む世界が違いそうだし、子供の夢を叶えられそうにない…(9割無理と思っている…)。
そして、どちらも美意識が高い…(ボディメイクが趣味)、会ったら「ぼよぼよの超おばさん来た!」となりそうだし…(若過ぎるのも厳しい…、謎の女心)。
ふぃー、危なかったぜ…。
こうして今日もマッチングは無事(?)回避されたのだ。
(「ちょっとでも迷ったら行けよ!」と思われるだろうけれども、行けてたらこうなってないんよ)
…で、そんなことがあった秋の夜長。
夜な夜な買った木製ラックの脚にゴリゴリやすり掛けをしながら考える。
…あれ…?
キラキラな人詐欺なのでは…?
年齢はすごく近いのに、若い。
最初は「すごいよ、修正したとしてもこの若さを保ってすごい…!」と思っていたけれど、いろんなおじさんを見てきたら、この歳でこの仕上がりの人見たことないよ…?
自己紹介文もキラキラ、婚活女子をくすぐる文言が並べられている…。
ポエミーではあるけれど、この歳でこんなキラキラなこと書くかしら…?
あやしい…。
若い子にいくのが厳しい年齢(偏見)だから、アピールしないとと思ってるにしても…(同志よ)。
今までが今までだし、同い年すらスルーされているところに来るか…?(ひねくれに磨きがかかっている)
類が違いすぎよ…? 友じゃないよ…?
むぐぐ…、怖い…。
浮かれちゃった孤独なおいら…、こうして人はだまされるのだなって…、つら…。
(本当かもしれないけれども/個人の感想)
おじさんたちありがとう(おばさんより)。
…それ考えたら、このブログに度々現れる「妖精さん」(足跡に定期的に現れる人)も似ていないか…?
結構年下で、ちゃんとした仕事で年収もそれなりにあり、いい車を持っていて、婚活女子に耳障りの良い自己紹介文を書いている…。
もしや…!?
…いやいや、彼はいいねハンターなだけよ(言い聞かせる)。
注) いいねの数が多いほど出会いが増えるという…、こやつ、私のいいねを狙ってるな(踏み台にしようとしてるな)と思っている
今では家のツバメの巣に帰って来るツバメのような存在なのに…。
…いやいや、きっとアプリの本を書こうとしてるとか、ゲーム的に集めてるとかでしょ(そうであれ…!)。
これ以上考え過ぎると妖精(謎の楽しみ)がいなくなってしまうのでやめよう。
知らない方が幸せよ!