微妙なお年頃の日々

四十路の微妙な日々をつづるどうでもいい話

若い人の質問に戸惑う

何年か前に、スーパーのお菓子売り場にいたら、知らない小学生の男の子に声を掛けられた。

「質問してもいいですか?

今はなんの時代だと思いますか?」

…え?である。

子供だと思っていたのに、なんかすごいような、よくわからないことを聞かれている。

いい大人(おばさん)として、かっこつけたい。

でも何も浮かばない…。

「え、ええ、令和の時代じゃないかな?」

そう令和になって間もないし…、世間の風潮と離れている気がしていたし…、ひねり出したのがこれだった(訳わからんよね)。

「レイワ? 令和? うーん、そうですか。」

と立ち去る子供…。

ううう、無理や、おいちゃんには無理や…と、内心心がズタズタになりながら、何もないふりして買い物を続けた…(全治2週間)。

ウィットに富んだ答えができる大人になりたいわ…。

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この前、年下の知人と、テレビに出てた若い俳優の話をしてたとです。

すると知人が、

「この俳優さんって好きなタイプですか?」

って聞いてきたとです。

話題が見つからないのか、この人ちょいちょいこんな感じで、こんなことを聞いてくるけれど、答えにくいよね。

(後でいちいち「私さんて誰々が好きなんですよね」とか掘り返してくるので余計に…)

この時は、

「あまり顔が思い出せないからわからないわ」

と誤魔化した。

他人にタイプを知られるのも嫌だし(後で掘り返され略)、若い俳優が好きとか言うのも何か恥ずかしい。

よくおじさんが若い女優さんとかが好きとか言っているのを、「うわ、やだわ」と思ったりするし、逆におばさんが何言ってるのだと思われるのも嫌だし、そもそもかなり年下で、間違えたら息子位の人が好きってどうなん派だし。

そんな深く考えずに、焦点で小遊三石原さとみが好きと言うネタ的な感じとか、ちいかわが好きというのと一緒だと思えばいいのか。

でも、でもよ、私はそうとられるより、おばさんキモっとなる(本気と思われる)キャラ寄りなのよ。

なので、この質問には「うーん、どうかな」とか「普通」と答えるようにしている…。

よく考えたら、知人は私よりかなり年下だった。

彼女ならその俳優とも歳が近いし、そんな話してもキモくないなぁ。

それを気にしだしたら、歳(とった)ということか…(ぐぬぬ)。

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というか、聞いたらそっちも言ってちょうだいよ!

(時代の子には聞き返す余裕もなかったわ…)