微妙なお年頃の日々

四十路の微妙な日々をつづるどうでもいい話

人がすすめる映画

先日、遅ればせながら映画「RRR」を見に行った。

テレビ番組の「世界の果てまでイッテQ」で、おかずクラブのオカリナがおすすめしていて、パロディを見て、面白そうだなとまだやっている映画館を探して行った。

私は結構ミーハーなので、雑誌やテレビでおすすめされていると行ってみる方だ。

雑誌だと、住む所が田舎なので上映している映画館がなくて行けないことも多いが…。

こちらもテレビ番組の「5時に夢中」の中瀬編集長のおすすめ映画も紹介がうまく、結構気になって、二度ほど行った。

行ったのはこの2作

「82年生まれ、キム・ジヨン

(結婚し子供を産んだことによって、社会に取り残された感に苛まれる女性が、過去を振り返りながら苦悩する物語

今時なおしゃれ夫婦なのだが、ヒロインの男尊女卑的な過去とまだ影響のある現在…という感じで、韓国の闇を感じた…、日本にもあるけれども

ラストは唐突にマンガチックになってライトになった)

「エンパイアオブライト」

(黒人差別が続くアメリカで、郊外の映画館で働く中年女性が、子供の頃のトラウマに病みながら、若い新入りの黒人の青年と恋仲になる物語

ヒロインのメンタルが心配でハラハラした

ファンタジーのような、映画らしいというのか

青年が菅田将暉的キラキラでまぶしかった

そっと終わる感じのラストだった)

他は見てないが、なんとなく中瀬編集長の好みがわかった。

うまく言い表せないが、中年女性の生活の中の悲しみ的な…。

この2作に惹かれた私にも同じものがあるのかもしれないが、ちょっと好きな傾向とは違うかもしれないと思った。

…で、最初のオカリナのおすすめ「RRR」に戻ると、マンガ好きなオカリナが好きだってわかる作品だった。

見ていて、「私もわかるよ…!」となった。

境遇の違う二人の男の友情と闘い…、いいよな(志村けん)。

馬とバイクで走って、踊るのいいよな(ダンスシーン好きだ)。

作品的にも、マンガチックでタフすぎる主人公たちと、みんな生きてる、ワーッな映画的痛快感と、インドのパワフルさが良かった。

トップガンマーヴェリック」と同じ、王道の映画らしい作品だった。

(トップガンは、テレビでトム・クルーズが、「戦闘機に乗った気分を味わえる」と言っていたので、4DXで観た

007より4DX感を楽しめた

007は敵味方関係なく撃たれた気がしてなんか…)

元気がない人は超大作だけれど、ぜひエンドロールまで見てほしい、元気になれると思う。

「RRR」

(イギリスに植民地支配されたインドで、村の少女がイギリス人に連れ去られ、取り返しに行く村の戦士と、イギリス側の警察官との友情活劇

エンディングで主役の二人が今時の若者感が出てて面白かった)