微妙なお年頃の日々

四十路の微妙な日々をつづるどうでもいい話

ボリュームが死んでいる

先日、髪を切りに行った。

3ヶ月に1回と決めているが、女子力低いなと思われそうで人には言っていない(見栄っ張り)。

間に何度も「伸びたな」期を挟んでいるが、頑なに期間は変えていない。

なぜなら、美容院が苦手だからである。

家の鏡に映る自分は不思議とましに見えるが、美容院の鏡と写真の真実の姿の映し具合が強烈で辛い。

もちろん家でも気を抜くとヤバイ姿を映すが、現実逃避した脳が美化してふたをしてくれている(あまり見ないようにしている)のだと思う…。

なので、「切ってもどうせ変わらないし」と「いや、せめて清潔感だけは」のせめぎ合いで美容院の予約をしているのだ。

…で、季節的に暑い日々を過ごすので、短めにしてもらった(本当は乾かすのが面倒で季節関係なく短くしている…)。

最近マイナンバーカードやマッチングアプリの本人確認の写真を撮った時に、あまりの現実の姿にショックだったので、きれいな髪のうちに自撮りしてみようと思い立った。

気軽に家でひとり自撮りをしてみると、自分の老け具合に戦慄してしまった…。

まず、シミ(肝斑?)だらけ…。

太ってるのに貧相な顔(地顔)…。

あごのラインがおばあちゃんに似てる…!

正面からの顔がキツすぎて、垂れたあご隠しに上から撮ってみるが、誤魔化せない貧相さ…。

しかも髪のボリュームが死んでいる…。

さっき鏡を見ていた時は、「家での再現率いいな、フフフ」と思っていたのに…。

スマホは貧相に映すのか?と思うくらいである。

「そこまでリアルに撮らなくていいよ、…え、見たままなの…?」と打ちひしがれる。

なんとかましにならないかと髪型が見えないようにアップで試行錯誤すると、なんとかましなのが撮れた(私の中では)。

これにたくさん紗をかけてマッチングアプリに載せようかななんて調子こき始める。

しかし、ちょっと我にかえって、いや、女性ってそんなに写真載せてるものなの?と検索すると、マッチングアプリのダメ写真例を載せた記事に辿り着く(ネットサーフィンの始まり)。

すると、「上から写真を撮るのは昭和世代」ですって!

あー、私だー!

そこからアラフォーのマッチングアプリについての記事を次々と読む(掃除中に出てきたマンガ読むと同じ)。

結婚までに至るのは5パーセントですって!

あらー!

調子乗っていた気分が落ち着いて、写真は保留にしておくことにした。

顔出しに抵抗あるし、実物と違うのもいけないらしいしね…。

…いや、それより老け具合だ。

シミは塗って物理的に消すとしよう。

貧相な顔はどうしようもない…。

あごのたるみは…、体操か? マッサージか? 美顔器か? とりあえず保留だ(こら)。

髪は…、ウィッグを載せてみようか?(購入済み)  パーマをかけようか?

歳をとるとパーマかける人が多いがこのためだったのかもと思いをはせる(でも、余計に歳を感じることもあるよね…)。

次回は伸ばす方向にしようかな…。

フサフサになりたいよ。