微妙なお年頃の日々

四十路の微妙な日々をつづるどうでもいい話

まつりと自意識過剰とネガティブ

私はまつりが好きである。

まつりの情報を探し、行けそうならばいそいそと出掛けている。

まつりは色々な人がたくさん集まる。

いつも行く所とは違う人もいる。

若い人や、カップル、家族連れ、学生のグループデート的なのとか(そんな生活したかったよ)。

楽しいのが大半だけれど、たまに冷や水ビシャッとなる時がある。

大道芸フェスティバルに行った時のこと。

パフォーマンスを見ている時、隣りに若い家族がいた。

お父さんが、ずっと大道芸を読み聞かせのように子供に話しかけているのだけれど、言うこと言うことがネガティブで声が大きい…。

すぐ隣にいるのに…。

私は聖徳太子でないので気が散るし、楽しい気分が下がる…。

本人は笑わせようとしているつもりなのだけれど、水を差しているのだ…。

そして、若い人にありがちなわざとか大きめな声でアピールしてる感じが、私の黒歴史をチクチクするのだ…(やってたんかい)。

ここは大人の余裕で、若いのうとなれればいいのだけれど、まだその境地には達していないのだ…。

(自分もやらかしているくせに許せない心の狭いオイラ)

また別のまつりに行った時のこと。

地元の人のパレードがあり、マーチングバンドとか、チアとか微笑ましく見ていた。

そして、バイク愛好家なおじさんたちが自慢のバイクでゆっくり進んでいると、近くにいた若い男の人が、「税金泥棒!」と何度も叫び出した、走り去るまで。

どういうこと?と思っていると、バイクの一人が白バイを意識した装備と格好をしていたのだ。

しかし、意識してるなって感じではあるがそこまでそうでないし、定年をはるかに超えた感じの人で、明らかに本物ではない。

せっかくの祭に冷や水ぶっかけ過ぎである…。

しかし、「趣味の人ですよ」と言える勇気もなし…。

「おい、違うぞ」と言える人になりたい…。

もちろん、無駄遣いとかはいけないけれど、ちゃらんぽらんな私にとっては、公務員の勉強をし、試験を合格した人たちを尊敬している。

(彼が以前白バイに捕まったのでは?なんて思ったり)

そして、勘違いしていいことを言っていると思って叫ぶ彼にも共感性羞恥が働いてしまう…。

…私もやらかさないとはいえないし…。

まつりが好きというマインドは彼らと同じだしね…。