微妙なお年頃の日々

四十路の微妙な日々をつづるどうでもいい話

居眠りかっくん

電車やバスに長く乗っていると、どうして眠ってしまうのだろう?

遠出した帰りのバスは起きていたためしがないよ…。

(唐突に)あれはわしがアラサーの頃(まあまあ昔)じゃった。

都会に出ようと知り合いと電車に乗ったんじゃ。

座席がまばらに空いていて、のんびりした気分で座っておった。

すると、隣に座った若者が眠り出した。

わしは知り合いとたまに話しては黙りをしておると、隣の若者がかっくんかっくん船を漕ぎ出した。

普通なら前に行きそうなのだが、わしの方にスイングしてくる。

肩に何度もかっくんかっくん、たまに肩を飛び越し、わざとじゃないかと思うくらい大きいスイングだった。

彼はわしの方に大きく振れるメトロノームだったのか?

わしをキレさせたら大したもんじゃ(?)というくらい、キレないわしも、さすがになんやコイツ(内心)と向こうの誰もいない方に揺れるようにそっと何度か押してみたんじゃ(注意できない小心者)。

しかし、それでもこちらにスイングしてくるので、さすがにこれはいかんと走行中じゃがそっと席を立って、移動したんじゃ(起こせない小心者)。

わしが去った後、彼は反対に船を漕ぎ出した。

わしがいなくなったら倒れるかと思ったが、倒れんかった。

不思議じゃ!(昔話終わり)

ここまで大きいのは出会ったことはないけれど、たまにちょこっと倒れてくる事がある。

お姉さんなら許す(差別)。

そんなことを思っていたら、私も何度か隣の人の肩に当たって目を覚ます事が起きるようになった…。

この当たったのが最初なのか、何度もやってなのか…、すごく申し訳ない(「す、すみません」は言っているけれども)。

幸い(?)、普段は前に倒れるのだけれど、よだれが垂れるところで目が覚める…(なんというタイミング/垂れる前にしてよ…)。

慌ててなんでもないように装ってみたりもある…。

(見掛けても見知らぬふりをしておくれ…)

だから、マスク生活で良かったのは、よだれが垂れても見えないことだと思っている…。

なんで寝ちゃうんだろう…!