微妙なお年頃の日々

四十路の微妙な日々をつづるどうでもいい話

老害は子に従え

ここ数年、ネットで老害という言葉を見ることが増えた。

若者と老害、新しい考え方は良い、古い考え方は悪い…という流れを感じる。

そして私は老害の一人…。

「いつか行く道」と昔祖母が言っていたのを思い出す。

自分が譲られたように、今度は若者に道を譲っていかねばならない。

でも、いい歳であるが、まだ「ホッホ、若い人は元気があってよろしい」なんて言えるまでには至っていない。

かといって、図々しく若者を気取ることもできない。

身近にも若い人がいて、新しい考え方に従っているけれども、内心適応できていない。

「ついていけない人はそのまま死んでいけ」と言われても、「このまま死んでいこう」と結構思っている。

ついていけないのが老害でしょである(開き直り)。

別に否定もしていない。

ただ流れに身をまかせるしかないが、心の中では「間違ってるのかな」とモヤモヤしている…。

年金でも、年寄りが得をして…とか言われるが、その年寄りが自分の祖父母や親だと考えたら、悲しい(そしていつか自分も)。

これは若さゆえの考えだと思う。

自分もかつてやらかしていたので、そっと「いつか行く道」だと思っている。

新しい考えも、コスパ重視も、割り勘も、誰も傷つけないやさしいお笑いも、手放しで取り入れられない。

そんなにすぐに適応できないのだ。

何でも新しいのが正しいとは思っていない。

思考が停止してますよ、ええ。

もちろん、若い人の意見は尊重しているし、時代に合ってないだろうことは言わないようにしている、否定されると悲しいので。

内心モヤモヤしてるだけである(2回目)。

そうは言っても、「趣味なんだから、気に入らないものは切る」というのは取り入れている。

ピッコマで面白くないなって話はお気に入りから外している(それだけかい)。

今は極端に偏っている過渡期で、もう少し落ち着くといいなと思っている(願望)。