ここ数年、ネットで老害という言葉を見ることが増えた。
若者と老害、新しい考え方は良い、古い考え方は悪い…という流れを感じる。
そして私は老害の一人…。
「いつか行く道」と昔祖母が言っていたのを思い出す。
自分が譲られたように、今度は若者に道を譲っていかねばならない。
でも、いい歳であるが、まだ「ホッホ、若い人は元気があってよろしい」なんて言えるまでには至っていない。
かといって、図々しく若者を気取ることもできない。
身近にも若い人がいて、新しい考え方に従っているけれども、内心適応できていない。
「ついていけない人はそのまま死んでいけ」と言われても、「このまま死んでいこう」と結構思っている。
ついていけないのが老害でしょである(開き直り)。
別に否定もしていない。
ただ流れに身をまかせるしかないが、心の中では「間違ってるのかな」とモヤモヤしている…。
年金でも、年寄りが得をして…とか言われるが、その年寄りが自分の祖父母や親だと考えたら、悲しい(そしていつか自分も)。
これは若さゆえの考えだと思う。
自分もかつてやらかしていたので、そっと「いつか行く道」だと思っている。
新しい考えも、コスパ重視も、割り勘も、誰も傷つけないやさしいお笑いも、手放しで取り入れられない。
そんなにすぐに適応できないのだ。
何でも新しいのが正しいとは思っていない。
思考が停止してますよ、ええ。
もちろん、若い人の意見は尊重しているし、時代に合ってないだろうことは言わないようにしている、否定されると悲しいので。
内心モヤモヤしてるだけである(2回目)。
そうは言っても、「趣味なんだから、気に入らないものは切る」というのは取り入れている。
ピッコマで面白くないなって話はお気に入りから外している(それだけかい)。
今は極端に偏っている過渡期で、もう少し落ち着くといいなと思っている(願望)。