私は紳士に憧れている。
さらには自身も紳士になりたい。
たまにバスで会うクラシックなずっと着慣れたスーツとコートを着こなすおじ様(おじさんではない)。
美しい言葉遣い…、性別関係なくよい。
以前バスに乗っていた時、カサを忘れて降りそうになった人に、「カサをお忘れではありませんか?」と声をかけていた人…、素敵すぎる。
私だったら、「あっ、カサ、カサ」しか言えない…、いつか私も言えるようになりたい。
たまに来る郵便局の宅配のおじさん(こちらは親しみ)の丁寧さもよい。
郵便局の人はだいたい丁寧だが、このおじさんはなんだか上品である。
勝手に「丁寧なおじさん」と心で呼んでいる。
こんな人が旦那さんだったらいいなと思う程である。
だから、マンガでたまに現れるゆるゆるな紳士は許せない(唐突)。
時代もの少女マンガで、まだ婚約もしていないのに独身の令嬢の部屋で二人きりになって、しかも並んでベッドに腰掛けるシーンがたまにある…。
お母ちゃんは許しませんよ!(お母さんは警視総監)
大学の先生は、研究室で二人になる時はちゃんと入り口のドアを開けていたよ!(こっちの方が紳士!)
貴族同士なのに、くだけ過ぎである。
乙女ゲーム的な、舞台がそれ風なものだと思えばいいのだけれど、できん(ゆるゆるダメ)!
そう、なんだかんだ書いたのだけれども、これが言いたいだけなのだった。