微妙なお年頃の日々

四十路の微妙な日々をつづるどうでもいい話

ゲンキンな心

最近ずっとハマっているマンガのジャンルの一つ、虐げられたヒロインが幸せになる話。

これもざまあ系かな。

元々サクセスものが好きだったので、虐げられるかわいそうさも加わったこのジャンルにハマらないわけがないのだ。

このジャンルでは大体の相手(ヒーロー)が、ハイスペックで、玉の輿的な感じになることも多い。

まあハーレクインでもよく見るので、定番なのかもしれない。

ヒロインも読んでいたらハイスペックだったりするのだけれど(結局ハイスペック同士くっつく、類は友を呼んでいるのだ)。

好きなので読み過ぎて、「どうして公爵とか王子ばっかりなんだ」と思ってしまうのだ。

これも、男性のマンガでかわいい子ばかりのハーレムを築いて、主人公がどれだけ魅力的か表現しているのと同じなのかもしれない(どっちもゲンキン)。

読んでしまうってことは私もその片鱗(ゲンキン)があるのだろうけれども。

長々と書いたけれど、書きたかったのは「鬼の花嫁」(1巻のみ)を読んで、語りたいだけである。

(以下ただの感想/ネタバレ注意)

ちょっと前、ネット広告で見掛けまくったマンガ「鬼の花嫁」。

鬼と共存し、その鬼の花嫁に選ばれると地位が高くなる世界で、花嫁に選ばれた妹とそれをチヤホヤする親に虐げられていたヒロインが、最高位の鬼の花嫁に選ばれて、立場が逆転するという、まさにざまあ系な作品である(うろ覚え注意)。

好きなジャンルで気になり、レンタ(マンガが読めるサイト)の入荷を待って読んでみた。

なじみのある碧ゆかこ先生が描いているので(原作別)、期待して読んだのけれど、かなり若い人向けなライトな感じで、1巻はほとんどヒーローがどれだけ地位が高いかが描かれる助走で、…脱落した…。

半沢直樹みたいに一番最後のざまあに向けてイライラパートがずっと続いている(嫌い)わけでもないし、絵も悪くない。

けれど、玉の輿感が強くて、ロマンが足りないんよ…(ロマンチスト)。

この後いろいろ(どうして好きになったとか)展開していくのだろうけれど…。

昔読んでた雑誌の碧ゆかこ先生は悪くなかったのに…(期待が高まり過ぎた?)。

これから読もうという人は、1巻以降から読み始めて、前日譚として1巻を読むといいかも?

(個人の感想です)