シャワーを浴びようと服を脱いでいる時、ふと洗面台の鏡に映った自分を見た。
あら、パンツがずり落ちて下っ腹が出てる…。
脱いでる途中だけれど、ずり落ちてるのを上げてみると、ウエストのあたりがビヨビヨッとなっている。
あら、伸びちゃったかと脱ぎながら、そういえば昨日から朝起きると下っ腹が出ていて、すごいボヨボヨしてるわーとつかんでいたことを思い出す…。
このパンツが伸びちゃってたからかと、捨てようか迷う。
パッと見た感じ別にくたびれていないのだ(さっきウエストのあたりがビヨビヨッとなってたのを忘れている)。
まだイケるかなーと、窓の日の光にかざして見る。
腰のあたりが薄くなってスケスケだった…。
あー、ずり落ちて下っ腹が出るほど伸びてるし、まあ捨てるか。
そうよ、何かあった時(まあ病院)に見られても恥ずかしくないようにするのが目標だったでしょ(たまに思い出す)と言い聞かせ。
でも気に入ってたしなと、無意味に鏡にパンツを映して見ると、めっちゃでっかい。
伸びてるとはいえ、どうなってるの、このデカさ!
THE デカパンやー!
ハハッ、ヘヘッ、へへへッとひとり笑う。
こんなしようもないことで笑えるっていいよね!
そして鬼のパンツはいいパンツーって歌いながらシャワーを浴び、洗濯カゴにそのパンツを入れてから思い出す。
あっ、捨てるのだったわと…。
(たまに捨てるのを忘れてループする…)
今回はちゃんと捨てたよっ。