微妙なお年頃の日々

四十路の微妙な日々をつづるどうでもいい話

ある日のパンツ

シャワーを浴びようと服を脱いでいる時、ふと洗面台の鏡に映った自分を見た。

あら、パンツがずり落ちて下っ腹が出てる…。

脱いでる途中だけれど、ずり落ちてるのを上げてみると、ウエストのあたりがビヨビヨッとなっている。

あら、伸びちゃったかと脱ぎながら、そういえば昨日から朝起きると下っ腹が出ていて、すごいボヨボヨしてるわーとつかんでいたことを思い出す…。

このパンツが伸びちゃってたからかと、捨てようか迷う。

パッと見た感じ別にくたびれていないのだ(さっきウエストのあたりがビヨビヨッとなってたのを忘れている)。

まだイケるかなーと、窓の日の光にかざして見る。

腰のあたりが薄くなってスケスケだった…。

あー、ずり落ちて下っ腹が出るほど伸びてるし、まあ捨てるか。

そうよ、何かあった時(まあ病院)に見られても恥ずかしくないようにするのが目標だったでしょ(たまに思い出す)と言い聞かせ。

でも気に入ってたしなと、無意味に鏡にパンツを映して見ると、めっちゃでっかい。

伸びてるとはいえ、どうなってるの、このデカさ!

THE デカパンやー!

ハハッ、ヘヘッ、へへへッとひとり笑う。

こんなしようもないことで笑えるっていいよね!

そして鬼のパンツはいいパンツーって歌いながらシャワーを浴び、洗濯カゴにそのパンツを入れてから思い出す。

あっ、捨てるのだったわと…。

(たまに捨てるのを忘れてループする…)

今回はちゃんと捨てたよっ。