微妙なお年頃の日々

四十路の微妙な日々をつづるどうでもいい話

こっそり混ざる

ひとりで出かけた休日。

たまに誰かの仲間のふりをしている。

行列に並んでいる時は後ろのカップルの。

道を歩いている時は幸せ家族の。

ショッピングモールを歩いている時は親子の。

人が多い時に一員になった気分で歩く。

…いや、人が多い時、たまたま同じ方向に歩いている時だけである。

すぐ別れてしまうけれど、仲間になっている(つもり)。

されたら気持ち悪いけれど、なんとなく楽しい(おい)。