いい歳になったし、無の生活を送っているので、たまには違うことをしようと、町のスーパー銭湯でやってる大衆演劇に行ってみた。
入浴料を払って、舞台のある食堂?で食事をすればタダで見られるという太っ腹。
お風呂は面倒なので(おい)、ご飯を食べながら観劇してみた。
内容は古き良き、大衆演劇的な話で、2時間ドラマ的要素もあって(曲も2時間ドラマだった)、舞台も結構凝っていて、それなりに楽しめた。
後半は歌と踊りのショーで、大衆演劇らしくおばさまたちがおひねりしたりして、熱かった。
「こ、これがうわさの…!」とほうほう見てしまった(覗き見根性)。
小さな舞台で近いというのは新鮮である。
…で、ショーの話に戻るのだけれど、新たな扉を開きそうになった。
中堅の役者さんが、白塗りして踊っているのが美しくて、素敵なのだ…。
宝塚の男役みたい…!である。
(宝塚はテレビでしか見てないけれども)
男装の麗人、いいよね…!
(そもそも男なのだけれど、中性的というかなんというか)
ショーの後見送ってくれるのも良い…。
その役者さんを遠巻きに見ちゃったし(近付く勇気はなし)、しばらく劇団のホームページ見ちゃったわ…(もう開けちゃってる)。
ハマるおばさまの気持ちがわかったわ…。
最初は昔テレビで見た純烈のショーの模様を見て、生々しいボディタッチに「ひえぇ」となっていたけれど、コロナのおかげか、最近の流れか、そういうのはなかったので良かった…(おひねりタイムでちょっとあったかも?)。
まあ、ちょっと離れて見れば大丈夫。
老後の楽しみができたわ。