夕方家に帰って来たら、冷蔵庫がひっそりと息を引き取っていた…。
何の前兆もなかった。
突然過ぎである。
アイスが溶けているということは、結構前に、ひとり寂しく旅立っていたのだ…。
枕元に立って知らせてくれたっていいのに、水臭いじゃないか…!
いや、前兆はあったといえばあった。
夏は冷凍庫の効きが悪くて、溶けた氷が引き出しの下で氷り、引き出しが開かなくなってそれを割るという介護?をここ2、3年ほどしていた。
で、なぜこんなに思い入れと、記事タイトルかというと。
動かなくなった冷蔵庫を前に、「アラ、10年前ならギリギリ(ダメっぽいけど)修理できるかも?」とかすかな希望を抱いて修理の電話をしたとです。
やっと繋がり、型番を言うと、20年前、20年前のだって!
もちろん部品もなく、修理もできない…。
製造年を見てたはずなのに、10年前だと思った自分の恐ろしさ…。
人生の半分くらい共にしていたのか…!
20年なら大往生だよ…。
いや、だけれど、そんなに一緒にいたのに。
思い出がたくさんあるよ…(未練)。
時が経ち過ぎてて怖い…。